悩みタイトル

座る、立ち上がる、階段の上り下りなど、膝の曲げ伸ばしが必須の動作時に違和感や痛みがある。
正座で座る、胡座をかく、和式のトイレでしゃがむ等の膝を完全に折り曲げる動作が困難になる。
まっすぐ立っても両膝同士がくっつかない、椅子に座ってると段々両脚が開いてくる、O脚と言われるか、自身でもそう思う。
膝周りに水が溜まり、浮腫みか痛みで曲げづらくなる。
体重の増加による負荷で膝にも影響が出てきたり、運動不足により関節や筋肉が固くなり以前はスムーズだった日常動作が困難になっている。

などの症状が挙げられます。

変形性膝関節症に対する当院の考え

変形性膝関節症の原因は、体重増加による負荷や加齢に伴う筋力や骨の衰え、不良姿勢(猫背、反り腰、胡座など)、外傷による磨耗などが考えられます。これに日常のストレスが加わることで症状が進行します。

完全に変形して外科手術が必要な段階になると、整骨院でのアプローチが難しくなります。そのため、進行を早い段階で阻止・予防することが重要です。

当院では、体重コントロールのための食事、運動、ストレッチ、筋トレなどのアドバイスや、不良姿勢の矯正、日常生活の見直しや改善に関する提案・相談に応じています。

変形性膝関節症を放っておくとどうなるのか

膝関節は、硬い骨同士が直接接触・衝突しないように軟骨と関節液がクッションの役割を果たしています。しかし、加齢と共に軟骨のすり減りや関節液の吸収が上手くいかなくなり、膝周りに液がたまって腫れたりする不具合が生じることがあります。

最初は小さな違和感であったり、動かせば解消することもあるかもしれませんが、放置すると膝を曲げ伸ばしする度に痛みが生じ、階段の上り下りや正座・屈伸などの日常動作に支障が出るだけでなく、最終的には人工関節や骨切りなどの外科手術が必要となります。

体重増加や不良姿勢、運動不足、筋力低下などの生活習慣の見直しをせずに放置してしまうと様々な不具合が生じる可能性がありますので、できれば早い段階で様々な見直しを図ることをお勧めします。

変形性膝関節症の軽減方法

症状の進行を如何に抑えるかよりも、早い段階で悪化を防ぐために生活習慣を改善することが重要になってきます。

変形性膝関節症の悪化を引き起こす要因として、急な体重増減、不良姿勢、運動不足、筋力低下、身体への過負荷、過度なストレスなどが考えられます。
これらの要因の逆、すなわち適切な体重維持、不良姿勢の改善、適度な運動習慣の継続、最低限の筋力維持、過負荷の削減、およびストレス軽減のためには、日常生活の見直しが不可欠です。

まずは自分の癖や欠点を客観的に見つめ、食生活や運動量が適切かどうか、身体の使い方に問題はないかを確認し、軽減に向けて行動に移すことをお勧めします。

変形性膝関節症の軽減が期待できる施術メニューは?

当院では「EMS」や「楽トレ」などの電気施術、「部分鍼」や「全身鍼」などの鍼施術をお勧めしています。

変形性膝関節症は正常な関節の形が歪み、骨がぶつかりやすく炎症などの痛みを生じやすいため、できるだけ膝に負担がかからないようにケアをする必要があります。そのために、太ももの前側にある筋肉を鍛えることで膝の負担を減らしていくことが重要です。

しかし、膝を痛めている状態では足の筋肉を鍛えることが難しく、プールなどで膝の負担を軽減した状態であれば運動が可能ですが、トレーニングの頻度も考えると小まめに行く必要があります。そのため、当院では『電気施術』を利用した筋肉の鍛え方をおすすめしています。1回の施術は約20分で終了し、筋トレ以外にも筋肉をマッサージなどでケアすることもできます。

『鍼施術』に関しては、膝周りに鍼施術を行うことで自然治癒効果を増加させ、筋に溜まっている老廃物も全身に流す効果が期待できます。

その施術を受けるとどう楽になるのか

電気施術では、人体に感じづらい微弱な電気を筋肉に流し、張っている筋肉をリラックスさせます。

変形性膝関節症は、怪我ではなく日々の生活による身体の動かし方や姿勢が主な原因とされます。これらを軽減するためには、一度や二度の施術で完全に解決することは基本的に難しいです。
施術後には症状が一時的に軽減することがあるものの、その後の私生活で身体の動かし方によって症状が元に戻りやすくなります。したがって、身体に良い形を長期的に続けて刷り込む必要があります。

可能であれば毎日のように施術を受けることが理想的ですが、日常生活のなかでは毎日来ることは難しいので週に2回を約1年間継続して施術を受けることで、お体に変化が起こりやすくなります。

変形性膝関節症を軽減するために必要な施術頻度は?

前述しましたが、変形性膝関節症は怪我ではなく、日々の生活の中での身体の動かし方や姿勢が主な原因とされます。これらを軽減するためには、一度や二度の施術だけでは基本的に解決することは難しいです。

施術後に症状が一時的に軽減されることはありますが、その後の私生活で身体の動かし方に気をつけないと症状が元に戻りやすくなります。そのため、身体に良い形を長期的に続けて刷り込む必要があります。

毎日のように施術を受けることが理想的ですが現実的には難しいと思います。
週に2回を約1年間ほど継続することで体に変化が起こりやすくなりますので、お悩みの方は一度当院にご相談ください。